アーユルヴェーダとは、「アーユス(長寿・生命)」というサンスクリット語と「ヴェーダ(知識)」というサンスクリット語の複合語です。
アーユルヴェーダは「生命に関する完全な知識」としてインドにおいて古代より伝承されてきました。
 アーユルヴェーダでは「病気にかかる前に予防する」「私達自身の内から自己治癒力を自然に引き出す」ことに重点をおいています。また、アーユルヴェーダでは心と体のバランスが完全にとれた状態を「健康」と考えています。
 アーユルヴェーダでは、体を構成している基本的要素を三つのドーシャ(トリ・ドーシャ)と呼び、それらは、”ヴァータ”・”ピッタ”・”カパ”と呼ばれています。


ヴァータ <空と風の質>
素早い動き
行動、精妙
情報、伝達


ピッタ <火の質>
鋭い質
熱と新陳代謝
消化器系


カパ<水と土の質>
安定性、重い
構造と堅固さ
動かない
固定性


 私達は誰もがこの3つの要素・質を備えていますが、各々、その割合は異なります。
 3つのドーシャの割り合いにより、10のタイプに分類できます。

(1)  ヴァータ
(2)  ピッタ
(3)  カパ
(4)  ヴァータ・ピッタ
(5)  ピッタ・ヴァータ
(6)  ヴァータ・カパ
(7)  カパ・ヴァータ
(8)  ピッタ・カパ
(9)  カパ・ピッタ
(10) ヴァータ・ピッタ・カパ


   ヴァータ・タイプの特徴像       ピッタタイプの特徴像       カパタイプの特徴像   
<身体的特徴像>
細身・彫りが浅い
乾燥肌・便秘気味
低いスタミナ
不定期な食欲
寒さに弱い
<身体的特徴像>
中肉中背・赤ら顔
そばかす・喉の乾き
強い空腹感
下痢傾向
暑さに弱い
中程度の持久力
<身体的特徴像>
太柄・太め
彫りが深い
油性の肌
優れた体力
持久力・安定性
ゆっくりな消化
<精神的特徴像>
明るく、快活
興奮しやすい
気分の変調
覚えやすく、忘れやすい
不安・心配が多い
変化を好む
<精神的特徴像>
進取の気質・鋭い知力
短気で怒りっぽい
チャレンジ精神
規律的傾向
豊かな満足感
<精神的特徴像>
深い愛情
穏やかな気質
安定した性格
深く遅い理解力
強い所有力
執着する傾向
<行動面での特徴像>
素早い動作
一気に動く傾向
熱中しやすい
歩くのが早い
不眠傾向
不規則な行動
<行動面での特徴像>
正確な行動
闘争・攻撃傾向
熱中しやすい
確固とした足どり
指揮をとる傾向
食事を抜かない
話し上手
<行動面での特徴像>
ゆっくりした動作
ものを貯める傾向
持続的な活動
歩くのが遅い
過眠傾向
落ち着いた傾向



 まずは自分の本来のタイプを知ることが大切です。(子供の頃を思い出すとある程度分かります)そして今、どのドーシャが増え過ぎてアンバランスになっているか分かれば、その増えすぎたドーシャを抑えてバランスをとることができます。
 例えばヴァータなら冷えやすい体を温めるセサミオイルでマッサージ、ピッタなら過剰な熱を取り除く効果のあるハーブティー、カパなら代謝を良くする刺激のあるスパイスを使った食事など、生活にすぐに取り入れやすいものばかりです。

アーユルヴェーダとは